grade down?

我ながら、いやになります。いや、この電源ケーブルなんですけどね、いわゆるLINNのBLUE(FRUTECHのコネクターつき)から、そのへんにころがっていた黒いケーブル(いわゆる付属ケーブル、これがはたしてCD12に付属してきたものかどうかは、いまや不明)に変更したんですが…、いいんですこれが。

カーペンターズを聴くと、カレンの歌声がなめらかで生々しく、のびのびとして深い。バックコーラスやストリングスはそれ自体が生きているみたいだし、ピアノの基音がこんなにはっきり聞こえたことはありません。ドラムスやベースも歯切れがよくヴィヴィッド。バート・バカラックのメドレーなんか、楽しいことこのうえなし。

でも、なにかが違うんですね、今までの音とは。なんだろう、と思っていたのですが、どうも色彩感が少なくなるようです。なんか、モノクロームの写真みたい(もちろんモノクロだから劣るということではありません)。