Cardasのケーブルとしては、このうえにGolden Referenceというグレードもあるのだけれど、ボクはNeutral Referenceの自然でニュートラルな音質が好き。110さんがいつか言っていたように、高そうに見えないのもいいのです。

この2メートルのバランスケーブルは2年ほど前に直輸入品を買ったもので、しばらく使用したあと、日立の安いバランスケーブル(オークションで購入したもの)との勝負にやぶれて、しばらく2軍落ちしていたもの。今回、久しぶりの登板となったのですが、Belden8412ケーブルとの音質の違いは…、ほとんどありません(涙)。Cardasの中身はまさか…と疑ってしまうほど、トーンが似ているのです。音の質感、空間の奥行きもほぼ同じ。うーん、Neutral Reference、あなどれません(って逆だろう)。

しかし、たしかUltralinearさんの話では、Neutral ReferenceってCardasのケーブルのなかでも一番エージングに時間がかかるケーブルだとか(半年? 一年?)。また、その変化の度合いが、いちばん激しいとも聞きました。今年いっぱいくらい、CDはこっちで行ってみようかな、と思っています。