昨日はプリアンプの話を書こうと思って、挫折してしまいました。いろいろ荷物が届いたりして…。ということでお正月に届いたもの第2弾。meguropolitanさんに教えてもらったWEのスピーカーケーブル、70年代もの。太さは、これまで使っていたものよりさらに細い18GAで、色はなんともいえないオレンジとパープル。世の中の、極太ケーブルを使っている人たちから見たら、頼りないだろうなあ。

実は以前の日記に書いたBELDEN電源ケーブルパワーアンプにつないだところ、あまりにも優しく柔らかい音になってしまったので、どうしたものだろう、と思っていたのです。ところが、この極細WEにしたところ、見事にシンバルの固さが戻ってきたではありませんか。ピアノを叩いている感じも良好。meguropolitanさんが言っていたとおり、16GAのものよりさらに高解像度で音場も深い。つまり、音楽を聴く上での楽しさはそのままに、ほんのすこしオーディオ的な要素もプラスしてくるのです。今は小山太郎の『Light&Shade』(オーディオ評論家でもある小林貢さんのWOODY CREEKレーベルです)を聴いているのですが、左奥に位置するドラムセットの前後関係がしっかり表現されている。中央のベースの音には「腰」があって、右手のピアノの音は輝かしい。これはいいっす。