ところで、kekeさんはケイト・ブッシュ好き。kekeさんグリフォンSONATAを導入、というメールをいただいたときは、やられた! って思いましたね。ケイト・ブッシュには、まさにぴったりのプリじゃないかなって。でも、ECMから出た最新作を聴かせていただいたのですが、意外とふつうな感じ。ケイト・ブッシュがふつうになってしまったのか、あるいは…?

考えてみると、CD12というのも主張の強い音だと思いますが、グリフォンSONATAはそれに匹敵するほどの主張を感じます。そして、これは意外だったのですが、VIOLA FORTEも、そうとうに「強い」音なんですね。トリプルプッシュプルとなった駆動力は相当のもので、スピーカーを完全に支配下に置いています。VERITY AUDIOが、強い3人の姉貴にきりきり舞いさせられる弟のような構図?