PL-PとPL-Lの一番の違いはフォノイコライザーの有無なのだが、PL-Pには入力調整つまみもある。つまり通常のボリューム(出力調整)の他に、入力ゲインを変えられるのだ。そのため、PL-Pのライン入力における真空管はPL-Lの2倍、つまり6本が装備されている(フォノ用にさらに2本)。本来はテープモニター時のレベル合わせのための機能なのだろうが、ゲインを変えることによって微妙に音質が変わる。このへんも楽しいところ。