re-create the world?

Takさんにハッパをかけられ、Ayre K-1x導入を決意。CD12からの出力をAyreとPL-Pにつなぎ、切り替えながら試聴したのですが、うーん、悩ましい時間でした。やっぱり真空管プリの世界は素晴らしい。表現が難しいのですが、音を出している、というより、音を創造している、という感じがするのです。「再現」という言葉がありますが、まさに、録音現場を「再び、そこに、現出させる」。Ayreは、ソースに入っている音を、そのまま出している感じ。

でもPL-Pを聴いていると、自分がちょっと背伸びしている感じがするんです。Ayreは、等身大に感じる。これが自分の音だよなあ、と思えるんです。

ボクにとってのオーディオって、単純に、音楽を聴くための道具じゃないんですね。なんなんだろう。