breakthrough

我が愛するNaruさん宅の音が、ついにいっちゃいました。いや、すごい。素直に「参りました」ですねー。

先週の土曜日、聴かせていただいたのは主にレコードで、赤い鳥、浅川マキ、中島みゆき、あたりの20年以上前のレコードに加えて、ローリング・ストーンズの新しいレコード。特に驚いたのは声の再生。ライブ録音は、これはナマ以上でしょう。目の前で歌っているかのようなトランジェントの良さと揺るぎない安定感! 時代の雰囲気がそのまま伝わってくる。すごい。とにかくSNが抜群に良く、レコードのサーフィスノイズがほとんど聴こえないのには腰を抜かしました。shuksさんは、「詐欺でしょ。実はSACDとつながってるんじゃない」とラックの裏を見ていました(爆)。

Naruさんのスピーカーはご存知JBL M9500。つい最近エッジとコーン紙も交換したばかり。チャンネルデバイダーもKRELL KBXを修理に出し、加えてACCUPHASEを導入するなど、矢継ぎ早に手を打って来た。だが必ずしもいい結果ばかりではなかったようで、「すごい音が出てる」と興奮して電話をかけてきた翌日には、「やっぱりそうでもないかも…」という弱気なメールが来たり(笑)。

ROKSAN TMS2やカートリッジのLYRA TITANのエージングがすすんだのだろうか。こいつらの潜在能力はすごいです。やっぱり。Xanさん、聴かせてもらったほうがいいですよう。

それにしても、この音を出したのはNaruさんの情熱なんですよね。TMSのアーム高の調整はもちろん、チャンネルデバイダーのレベル調整、インシュレーターの選択、など、細かいところまで追い込んでいる。とことん。意外としつこいひとなんですね、Naruさん(笑)。