オーディオのデザインって不思議ですね。たとえばORACLEターンテーブルDELPHIやCD1000はあんなにかっこいいのに、アンプやDACはぶさいく。NAGRAも、PL-PやVPAはアートの領域なのに、なんでPMA、PSAみたいなの作っちゃったんだろうか。DACも、そそられるものがない。んでNAGRAの新製品、CDC。ほんと久々に、欲しい!と思わせるデザイン。では、その音は?

CD12から買い替えてもいいかな? と思うものに、初めて出会いました。これはすごい。センシティブでパワフル。音楽性が豊かで解像度も高い。ナチュラルでいて、マジカル。「ステサン」の筆者は「パワーアンプ直結が好み」と書いていましたが、PL-Lを通した音は、ほんとうに素晴らしい。パワーアンプ直結だと、解像度が高いだけのふつーの音。VPA直結なら良さそうだけど。

ちなみに新製品は、音量調節機能つきのCDC、CDプレーヤーのCDP、トランスポートのCDTの3種類から選べますが、デザイン的に見たらCDCしかないでしょう。