今日は、SISさんからCHORDのプリアンプCPA 3200Eを送ってもらって聴いていました。このアンプ、写真で見るよりずっとカッコいいんだけど、音のほうは…。ちょっと大雑把というか、まとまりに欠けるというか。まだウォームアップが足りないのかもしれない(SPM 1200Cだって3日かかった)から、なんとも言えないけど。ちなみにCD12からだと、バランスよりアンバランスでつないだほうがいい。やっぱり。

なんてことを思っていたら、こんどは5555の東さんから、NAGRA MPAパワーアンプが到着。VPA購入いらい、ずっと聴いてみたいと思いながらかなわなかったソリッドステートアンプ。でも、5555の6Fで聴いたかぎりではパサパサのいけてない音だった(SPはJBL DD66000)。さっそくPL-Pとつないでみると、やっぱりNAGRAの音。落ち着くなあ。NAGRAのアンプって、音に意識がいかないで、ただ音楽に身を任せるという気持ちにさせてくれるから素晴らしい。NAGRAユーザーしか知らない裏技を使うと、ぐっと重心が下がって音場も広く。しかし、VPAがあればこれはいらないかな…。

んで、物は試しとCPAMPAをつないでみたのが運のつき。むちゃくちゃいいじゃん、これ。スケールが大きく、しかも艶やかな質感。いままでプリとパワーって、同一メーカーで統一したほうがいいと信じ込んで来たけれど、それを超える境地っていうのがあるんだなあ。もしかしたら真空管アンプって、プリとパワー、どちらかだけにしたほうがいいのかも?

そう思ってPL-PとCHORD SPM 1200Cに戻したら、うーん、やっぱりこれが一番いい。110さんに教えてもらった「マグノリア」、エイミー・マンの世界にひきこまれる…。

うーん、CPAとVPA、つないでみたいぞ(なんか記号ばっかりになっちゃった)。