オーディオの意外な落とし穴が、左右のバランス。我が家でも、いろいろ苦労しても、ヴォーカルが右寄りになってしまう。もしかしたらプリのせい? と思っていたのだが、大場商事の修理担当者の方によると、問題ないとのこと。やはり、ルームアコースティックか? でも念のため、と左右のパワーアンプを入れ替えてみたら、見事にヴォーカルが左寄りに。やっぱり真空管の寿命が近づいていて、左右の出力が違ってきているのだろうか。

でも実際にはそれほど単純な話ではなくて、CDでは左寄りになるのに、レコードでは真ん中に定位する(爆)。つまり、レコードの系(カートリッジ?リード線?)は、右チャンネルが強いのか? 

しかし、今日の午前中にレコードを聴いていたら、左右のバランスはともかく、えもいわれぬいい音が出ていてうれしくなってしまった。キャロル・キングの「Tapestry」、ジャケットはざら紙じゃないし、マトリクスナンバー?はT1(A面)なんだけど、オリジナルらしい鮮度の高い音がする。