きのうは近所のスペイン国立セルバンテス文化センターに、ライブを聴きに行ってきました。

出演したのはトリオ・カンディンスキーというグループで、ピアノ、ヴァイオリン、チェロの3人編成。もちろんPAは無し。前から2列目だったのですが、これが良かった。ヴァイオリンの音色ってこうなんだ、チェロってこんな音が出るんだ、というのを改めて認識。演奏者の鼻息がかなりすごいというのも知りました。以前、meguropolitanさんが言っていたけど、クラシックはかぶりつきに限りますね。

現代音楽っていうのでしょうか、日本の「俳句」をイメージしたというアブストラクトな曲があったり、ピアノのなかにコップやお皿を入れて音を変えたり。それを真面目な顔でやっているのが逆に面白かった。

演奏の前にはベネット・カサブランカスという作曲家による講演もありました。これだけ楽しんで無料ですから、スペインは太っ腹です。もっともそのあと飲みに行ってお金使っちゃいましたけど。