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MILES DAVIS THE COMPLETE COLUMBIA ALBUM COLLECTIONの?な点とは。

まずアルバムごとにレベルが違う。たとえば『ポーギーとベス』『スケッチ・オブ・スペイン』などオーケストラものはレベル低め。なんとなくクラシックのバランスのような気が。ヨーロッパ企画だからか。我が家のプリはリモコンがないので、いちいちレベルを合わせるのが面倒で…。

写真付きブックレットがついていて、よくできているのですが…。『カインド・オブ・ブルー』のメンバー表記がむちゃくちゃ。ウィントン・ケリーがピアノを弾いてるのは「フレディ・フリーローダー」だけなんだけど。ちゃんと校正してないのかなあ。

ジャック・ジョンソン』だけHDCD仕様だというのも意味不明。探せばほかにもあるかもしれないけれど。

『カインド・オブ・ブルー』のジャケットは初版時のものを使用(「フラメンコ・スケッチ」と「オール・ブルース」の表記が逆)。でも『マイルス・アヘッド』『ジャック・ジョンソン』は再発時のジャケット(マイルスの顔、マイルスの全身)。なぜか?

ついでに言えば、「フラメンコ・スケッチ」と「オール・ブルース」の曲名、『カインド・オブ・ブルー』初版時のものが正しいのではないかと私は思っている。曲の感じからして、そのほうがしっくりくる。これは永遠のナゾですな。

オーディオの人は気になるであろうマスタリング・エンジニアはMark Wilder。完璧です。