OVER DUMP?

スピーカーの下のボード裏にJ1 PROJECTの青いインシュレーターを使っていたわけですが、SPが押しても引いても動かない状態になってしまっていたため、厚めのフェルトを5センチ角に切ったものに交換してみました。J1は裏のシールをはがしてボードに接着してしまったため、はがすのがひと苦労でした(汗)。

おかげさまで、SPはすいすい動くようになりました。音もけっこう変化するものですねえ。うれしいことに、こっちのほうが好みです。高い音も低い音も素直に伸びて、ストレスなく音が前に出てきます。開放的な、のびのびとした鳴り方。奥行き感は若干少なくなった気もしますが。音の厚みはJ1のときのほうがありました。どちらかというと、透明感のある、軽さを感じる音になったみたい。

交換してみて気がついたのですが、J1のときは、ずいぶん制動が効いた音だったようです。さすがハイテク素材。でも、以前にDEADかLIVEかのところでも書いたのですが、音の吸い過ぎ、ダンプのしすぎは、時として音のいきおいを殺してしまうようです。もちろん、システムによって結果は違うものになると思います。