アームの水平を再調整しました。XERXES Xは調整が面倒くさいことで悪名高し。たとえばARTEMIZアームの水平を取るためには、本体下部にあるアーム固定用の六角ナットをゆるめてから、ピボット軸上のナットを回転させることで調整します。TABLIZアームの場合はアームベース上にあるねじを横から締め付けるだけなのですが、ROKSANによれば、この場合は縦軸の歪みが生じる可能性があるという。

でも、多少は面倒くさくても、きちんと水平を取ることによって、音が何段階もグレードアップするのだから、これはやめられません。


ターンテーブルの水平も調整。まずアウタープラッターをはずしてから、本体の水平を調整し、インナープラッターも水平にします。


アウタープラッターを装着。ターンテーブルシートは、流行のカーボンとかではなくて、うすっぺらいフェルト。でも、これが音にいいんですよね。ちなみにこのシートにも裏表があって、さわってみて滑らかなほうが裏(下)になります。つい最近、このシートのアプグレードRMAT5が発表されました。あと、まんなかにころがっているのは着脱可能なプラスチックのセンターピース(これ一個で9500円するんですよう)。スピンドルの振動をレコードに伝えないために、レコードをセットしたあとに抜き取ります。ここまでやるか!