NAGRAの場合、さいわいなことにプリにもパワーにも、アース線をつなぐ端子がついています。さっそく秋葉原のパーツ屋さんでみのむしクリップを購入(2個で50円)、オヤイデ電気で1メートル100円の電線を15メートル分買ってきました。CD12の電源を100Vに戻し、とりあえず素の音を聴いてから、プリとパワーをつないでみます。うーん。確かに定位が良くなって、ひとつひとつの音が立っています。そして、音楽のタイミングが合っているというか、ノレる音になっています。


調子に乗ってCD→プリもつないでみようと思ったのですが、CD12にはそういう端子はありません(そういえば昔使っていたSTUDER A730にはついていたような。あれもスイス製)。仕方がないので、電源ケーブルの機器側のアース端子から線をひっぱって、プリのアース端子につないでみました(こんなことしていいのかな。あ、みのむしクリップは不要だったorz.)。これですべての機器の電位をそろえたことになるのですが、確かにすごくいい(笑)。定位の良さ、奥行き感が向上。小気味のいいノリです。


で、この状態ではシャーシ電位は各機器間でそろっているはずなのですが、電位が低くなっているワケではありません。ここから「大地アース」を取るかどうかが最後の課題。ここで、みのむしクリップが登場。4メートルの長さで両端みのむしのケーブルを作り、片側をエアコンのアース端子につなぎ、もう片方をプリのアース端子につなぎます。

ここで機器の電位を計ってみると、確かに電位が下がっています。で、音は。うーん、よく分からん(爆)。もうちょっと聴き込んでから、また書きます。