金Bさんおすすめのお蕎麦屋さんでお昼をすませたあと、3軒目、金B邸へ。ここで驚いたのがだーださんの「凄耳」っぷり。金BさんちではWILSONが置いてある床の補強工事がしてあるのですが、いきなり、「この右、手抜き工事したやろ」。ヴォーカルの音像が右に流れるというのです。続けて、「リッツ線、どこかに使ってない? リッツ線の音がする」。さらに、ある帯域にピークがあること、低域のだぶつき、最低域の無さなどをビシバシと指摘。青ざめる金Bさん。まさに真剣勝負のオーディオで、我が家はずいぶんヌルいことをしてきたなあ、と反省。

ところで今回は、MIMESIS2を入れた状態で聴かせていただいたのですが、いい音なんだな〜これが。音楽性が豊かというか、すごく聴きやすい音なんです。過去の金Bサウンドは忘れてください、という感じ。特に打ち込み系の音楽では、ユニットすべてがピストン運動をするくらいの音量でも音楽が楽しく聴ける。適度な音量で聴いたMISIAの声も、若々しくて良かった。ただやはり、「ワルツ・フォー・デビー」のスコット・ラファロはベースがだぶついた感じでもうひとつ。でも、これで古いジャズまでよく鳴ったら、困っちゃうけど。