カルダスセッティングの横長配置バージョンを試してみました。原理としては、SP後方の壁からSP(ウーファーの中心)までの距離を1としたときに、サイドの壁からの距離を1.618の比率で決めるというもの。我が家では壁から1メートルではちょっと近すぎるので、1.1メートル、左右の壁からの距離を1.618×1.1=1.78メートルとしてみました。この状態で、SP間は約2.5メートルとなります。

なんだこりゃ…。「濃い音」です。音が密集している感じ。ヴォーカルが濃い、サックスが濃い。解像度はないような気がするのですが、いままでは聞こえなかったドラムの音が聞こえる。しかし、濃すぎるなあ。あきらかに壁からの反射がかぶっている感じです。

そこで、左右の壁からの距離はそのままに、SP後方の壁からの距離を1.2メートルにしてみました。ふむ、これはよいかも。サックスの立ち上がりがいいし、ベース、ドラムスが「なにをやっているか」が分かるように。しばらくはこれでやってみようかな。でも、これって、カルダスセッティングと言っていいのかな(多分違う)