モジュール構造

S9500とS7500がJBLの歴史上でも特異な点は、そのモジュール構造にある。

S7500の天板をはずすと、アクリル削り出しホーンが現れる。ホーンと475ドライバーを合わせて、4500Mと呼ばれるモジュールとなる。それぞれのモジュールは4カ所のスパイクとスパイク受けによって、結合される。

その4500Mモジュールを取り外すと、ウーハーユニットとエンクロージャーが出現。これは3000Mというモジュール。

さらにウーハーエンクロージャーを取り外せば、残るのはコンクリートのベース。モジュール名はB95。B95には4つのスパイク受けがついていて高さが調整できるようになっている。今回はこのスパイク受けを調整して、水平を出した。メリハリが効いた音になってきたようだ。