ということで、NAGRA MPAとVPAでバイアンプ駆動をしてみました。MPAを低域、VPAを高域に、チャンネルデバイダーdbx DRIVERACK PAで670Hz(-12dB)でカット。ホーンから、すごいノイズ(爆)。

真空管パワーアンプVPAにはボリュームがついていないので、サーッというノイズが試聴位置でもかなり大きく聴こえます。SNは悪いほうがいいと公言している馬鹿な私ですが、さすがにこれはひどい。ソリッドステイトなら? とMPAを高域に使ってみましたが、ノイズの量は変わらない(爆)。もちろん真空管プリPL-PもSNは良くないし、チャンデバもノイズが多い。悪いのはNAGRAのパワーアンプだけじゃないのですが…。やっぱりHK-12みたいにヴォリュームがついているほうがうれしい。

そこで試しにVPAをS7500のネットワークを通してみました。これはいいです。高域側のネットワークを通っているだけなので、それほど情報が減っている感じはしません。低域の押し出し&分解能が良くなると同時に、全体に奥行きが出て来て、アンプがスピーカーをコントロールしている様子が分かります。しばらくは、コレでいってみます。