判明? 西新宿のあるレコードショップでORTOFONの謎カートリッジについて話したところ、「くわしい人がいるから聞いてみますよ」と有り難いお言葉。待つこと、約一ヶ月。昨日、久しぶりにお店に行ってみると、「ちょうどメールしようと思っていたところです」。

このクリーム色のカートリッジ、なんと1950年前後に製作されたものだという。オルトフォンがまだフォノフィルムという社名だったころ(「オルトフォン」はブランド名だった)、タイプA、タイプB、タイプCという3つのカートリッジがリリースされた。そのうちの「タイプA」がこれだというのだ。もちろん「ステレオサウンド」の「オルトフォンのすべて」を読んでその話は知っていましたが…。

ただ、ネットでいろいろ調べると、タイプAとタイプB、Cは同じデザインのようでもある。タイプAは一般用、タイプCはプロ用で、タイプCが後の名機CA25Dに発展したとか。うーん、分かりません。まだ調べなきゃ。