我が家のスピーカーは、JBL S7500。亡くなったオーディオ評論家朝沼予史宏さんが使用していたのと同じ機種。だから思うように鳴らないときなど、朝沼さんだったらどうするかな?と考えたりする。たとえば、朝沼さんがS9500をS7500にダウンサイズした(つまりウーファーを一個はずした)ときの有名な記事があるらしいけれど、ボクは読んだことはありません。読んでみたいけど。誰に聞いた話だったか、はずしたほうのウーファーは、お風呂場にころがっていたらしい。まあ、処分するにもできないですよね。

印象的な文章はいくらでもある。WILSON AUDIOのCUB2を紹介した記事は、何度も読み返したなあ。AVALON OPUS CELAMIQUEの試聴記事には、卒倒しそうになった。朝沼さんの文章にはスリルがあった。それは浅沼さんの生き方そのものだったという話をよく聞く。今のオーディオがワクワクしないのは、朝沼さんがいないことが大きな原因ではないかと思う。

うーん、書きながら、朝沼さんの文章が読みたくなって来た。ステレオサウンドさん、朝沼さんの文章をまとめて本にする予定はないのですか?