その前にはWさんのところにお邪魔。震災でスピーカーが倒れてしまったらしいですが、そんなに傷、目立たないです。よかった。この前聴かせていただいたのはユニット入れ替え直後でしたが(アルミ削りだしのウーファーって、あなた)、だいぶ馴染んで来たようです。はっきり言って「スピード違反」。信号に即座に反応するから、あまりにも自然に感じてしまって、オーディオで音楽を聴いているのを忘れるくらいです。それでいてドラムスは「バリバリ!」ってものすごい音を出したり、ヴォーカルはものすごく生々しかったり。音の感触そのものは、WEのスピーカーを聴いているような、フィールド型スピーカーを思い出すような、そんな音。

でもセパレーションが良すぎるのか、録音によっては左右泣き別れに感じる盤も。ボクだったらもうちょっとSPとの距離を取りたいかな。ふと思ったのですが、サブウーファーは音量を調節できるのだから、縦長配置を試すのもいいかも?

聴かせていただいたのはもちろんマイルス。そしてサルサ(夏ですから)。エディー・パルミエリのレコード、確か家にもあったような。こんど探してみよう。