危険物

この10日くらい、ずっとレコードを聴いていました。ぜんぜんCDやSACDに戻す気になれなくて。やっぱりレコードには、魂を持って行かれるような魅力がありますね。

3.11からこのかた、レコードを聴ける状態ではなかったのですが、XERXES 20 PLUSのトッププリンスに続き、首振り状態だったモーターも取り替えてやっと復活。とはいえアームもメインプラッターも傷ついたまま。

それにしてもROKSAN SHIRAZはまさに、criticalと呼ぶべきカートリッジ。criticalには「きわどい、危ない」といった意味があるのですが…。ちょっとした調整ひとつで、剃刀のような切れ味も出れば、うっとりするようなヴォーカルを聴かせてくれることもある。針圧は0.05gにも反応するし。なんでこんなもの使うことになっちゃったんだろ。