逆相ユニットと疑いなく信じていたJBL 375が、そうではなくて正相ユニットだと分かったからには、いろいろとやってみるべきことが出てきそうだ。

今日はスロープを−18dB/octに。いままで−18dB/octを試したときは正正正あるいは逆逆逆にしたつもりが逆正逆、あるいは正逆正になってしまっていたわけで。あらためて逆正逆(つまり正正正)を試してみると、かなりいい感じ。空間の整合性もとれているし、それぞれの楽器の音色もリアリティがある。特にアルトサックスとベースがいい。以前−18dB/octを試したときに感じた「よそよそしさ」はあまりない。−12dB/octと比べると、全体にすっきりしてしまう感はあるけれど、しばらくはこれで聴いてみよう。