このところのクロスは800Hzと7000Hz、−12dB/oct。レベルは375と075が−11dB。世間ではLE15Aと375のクロスは500Hzということになっているけれど、どう聴いても800Hzのほうがいいような。ヴォーカルがすっと前に出て、ベースがぐいと伸びる。ドラムスもちゃんとフォーカスしている。

インストゥルメンタルだと375の上は出しっぱなし、075を10000Hzで−6dB/octでかぶせてもいい。でもヴォーカルは3wayにしたほうがよさそうです。

とはいえ、クラシックの弦(滅多に聴かないけど)なんかは、500Hzのほうがよさげ。OLYMPUSは500Hzクロスとされているけど、不思議なことに4320の仕様を見ると、ネットワークはLX5でクロス800Hzになっているんですよ。

500Hzと800Hzの問題は、奥が深そう。C50SMに続くモニターである4320は、ロックの台頭にあわせて採用されるスタジをが増えたという。そのへんと関係あるのかも。