A氏から「ブログ更新せんかい!」と脅されたので、現状を書いてみます。だって、自慢みたいになるのが嫌だったから(爆)。

今年の春頃、ドライバー375をLE85に換装。ほぼ同時期にネットワークLX5が手に入ったので試してみたら…。いいんだよな〜♪ LE85は1インチスロート、1.75インチダイヤフラム。275と同じもので、275は175の磁石を強力にしたもの。ということで、ランシングの設計を発展進化させてドライバーと言っていいと思う。

なにがいいかって、すべて…。全体のバランス、中高域の伸び、はもちろんのこと。なぜか低域も伸びるようになった(バスドラの皮の張りぐあいが分かる)。ヴォーカルの色気も表現するし、2ウエイにしたアドヴァンテージか、空間表現も向上。ボクはどちらかといえば音色の濃さとか実在感を目指して来たので、Jeyさんに「抜けがいい」と言われたのは意外だったけど。もしかしたら頭部沿線のことか?

LE85とLE15Aの組み合わせは、いわゆるS7システムになる。OLYMPUSに組み込まれるシステムとしてはこちらがフラッグシップになる予定だったが、当時の社長ビル・トーマスの強い要望で375が採用されたと聞く。それが証拠に、JBL史上最初のスタジオモニターとなったC50SMはS7システムである。C50SMがきっかけでJBLがスタジオでの地位を確立したことを考えれば、いかに優れたシステムだったかが分かろうというもの。

375をお使いの人には、ぜひ、一度LE85を試してみることをおすすめしたい(375を手放す必要はないから)。