LE85を使いだしてからすっかり安定してしまった我が家のシステムですが、久々にちょっといじってみました。1月に110さんとmeguropolitanさんに来ていただく一週間前に、チャンデバCROWN VFX-2Aを引っ張りだして来てHAFLER P4000とP3000を使ったマルチに。

お二人が帰ったあと、VFX-2Aのつなぎ方を間違えていたことに気づいたり(汗)、バタバタはあったけど、その後はじっくり音楽を聴いていましたが…。ふと気づいたら目の前にJBL 136Aが(笑)。

LE15Aをはずして136Aを装着(それにしてもLE15Aの重さはハンパじゃない)。これがハマったね。PR15が136Aとフィットするか不安だったけど、ぜんぜん問題なし。システムが若返ったようで、音楽が軽やかに流れてくる。

JBLユーザーのあいだにはD130系信仰みたいのがあって、136A(プロ用の場合は2231A)というのは相当に評判が悪い。「低音が重い」「ひきずるようだ」みたいに書いている人もいるけど、ぜんぜんそんな感じはないな〜。そもそもスピーカーユニットというものは好き嫌いで語るものではないと思うのですよ。そうではなくて「こういう音楽にはこのユニット」という役割があって、聴く音楽にあわせて選択するべきもの。

こういう振動系が重いウーファー、やはりロック向き? バスドラがドスドスいうのはこっち。いっぽうで、アコースティックなジャズだったらLE15Aのほうが雰囲気が出る。たとえばレイ・ブラウンウッドベースでも、136Aでは軽く弾いている感じがよく出るけれど、LE15Aのベースは「強靭」だ。ちなみに136Aのコーン紙は150g、LE15Aは98gとのこと。

クロスは800Hz。ハイのレベルはLE15Aのときより3dB落としております。