うーん、この角度で見てもかっこいいなあ。

コンプレッションドライバーとコーン型ウーファーの組み合わせの場合、どうしてもドライバーの受け持ち帯域を多くしたくなる。ドライバー+ホーンのほうが能率が高いし、解像度も上だから。たとえばS7500の場合、ほんらいのクロスオーバー周波数は650Hz。それを500Hzにしてみたくなる。有名なジャズ喫茶「ジャズオーディオ」では175を300Hzまで使っていて、しばしば振動板を破壊したらしい。もちろん、それもひとつの行き方なのだけど…。

我が家ではあえて、クロスを800Hzにしてみた。もともとS7500のウーファー1400Ndは14インチ口径だから、15インチ口径ユニットより上の帯域が得意なはず。また、ドライバーである475Ndもそんなに下のほうが得意でないような感じがするし(375との比較です)。でも、これ、なんだか正解みたい。それまで感じていた重苦しさ、元気の無さみたいなものが解消して、音楽が生き生きとしてきた。

ついでに、低域を30Hzでカット(24dB/oct)。ベースがはずむような感じに。