システムがほんとうにその力を発揮しているときは、機器の違いというのはあまり意識しなくなる。そんな気がしています(このBLOGではじめてphilosophy的なこと書いてますね)。

前から思っていたのですが、このメーカーはこんな音、このデザイナーが作る機器はこんな音、という感想が生まれるのは、なんらかの理由で機器がほんらいの能力を出していないのではないか? 機器の特徴が耳についてしまうということは、演奏や楽器の特徴に意識がいっていないということですからね。

フツーに置いて、フツーにつないだときに出る、フツーの音こそ本物なのではないか。しかし、フツーとはなにか?という問題が残るよなあ。