今年の初オーディオは、スーパーツィーターJBL UT-045Beの設置。以前試したように、20kHz、−24dB/octでなんの問題もなくつながる。出力レベルは、HAFLER P1500のつまみを10dBしぼっている。このアンプのゲインは29dBなので、計算すると1W出力のとき98dBになる。

2ウエイのときと比べると音が前に出て来る感じ。スーパーツィーターの位置はウーファーの振動版にあわせているからだろうか。ウッドベースのニュアンスも出てきたし、ヴォーカルは力強さが加わった。シンバルは余韻がきれい。

−18dB/octも試してみた。全体に重心が下がる感じでこれはこれでいいのだが、ちょっと「ツィーターを加えました」感が出てくる。スーパーツィーターの役割というのは、料理でいえばスパイスの最後のひと振り。ほんの少しの違いなのだけど、味わいは大きく変わってくる。でも、ひと振りの加減が難しい。できるだけ音楽そのものに影響を与えないように、音楽の持ち味を生かす方向で使えたらいいかも。