philosophy

先日お邪魔した方のHPを見ると、いろいろ勉強になることが多い。たとえば新しいリスニングルームは去年8月に完成していたのだが、震災で苦労されている人のことも考え、HPに掲載するのは控えていたのだという。機器のレビューや感想を書くのも、少なくとも…

CD12がスコットランドに旅だってから、しばらくSACDを試したあとはずっとレコードを聴いている。ふと、デジタルは抽象、アナログは具象。そんな言葉が浮かんでくる。デジタルは仮想、アナログは現実、と言ってもいい。音楽を聴くという意味においてはCDもレ…

しかし、衝撃の展開といえば、JBLだけでなくTANNOYも逆相だという発見に勝る衝撃はあるまい…。

そういえば先日のJazz Olympusでのイベントで、和田さんの話にものけぞってしまった。ヴァン・ゲルダーは70年代になるまで、モニタースピーカーを1つしか持っておらず、プレイバック時はまず右の音、左の音を確認し、最後に左右をミックスした音を聴いてい…

70年代のヒーローものの傑作「スペクトルマン」は、当初「宇宙猿人ゴリ」というタイトルだった。しかし悪役が主人公というのはどうか、とクレームがあり、「宇宙猿人ゴリvs.スペクトルマン」とタイトルが変わり、最後に「スペクトルマン」になった。リアルタ…

知らぬが仏、ということわざがあるけれど、80年代までのJBLユーザーはしあわせである。当時はJBLのユニットが逆相だなんて意識している人は少なかっただろうし(うちの父もふくめて)、ましてや逆相ディスクなんて…。彼らは知らず知らずのうちにコロンビアや…

コペルニクスは地動説を唱えて「コペルニクス的転回」という言葉を生んだ。ガリレオ・ガリレイは「それでも地球は回っている」とつぶやいて、福山雅治主演のドラマになった。二人は正しかったのだろうか。確かに宇宙全体を俯瞰すれば、地球は太陽の周りを回…

こんなツイートを見た。 https://twitter.com/#!/zettaiisou

これはもはや、哲学的問題というほかないだろう。 http://ntaki.net/ar/au/pha.htmそういえば、Zandenというメーカーがあった…(いまもあります!)。

A氏と行ってきましたよ、code kurkku。イタリアンレストランに隣接してMUSIC BARがあって、そこではTANNOYのWESTMINSTER ROYALがどーんと設置され、LP12が2台という贅沢なセットで音楽が楽しめます。DJの方に話を聞くと、一関のベイシーをはじめ各地のジャ…

200Vから100Vへのダウントランスってどうなんだろう? と思っていたら、やはり「かないまる」さんのHPにこんな記述が。うーむ。「ただし日本の200Vは、単層三線式といって、両方の線が大地アースから浮いているので、このようなトランスを使っても機器間の…

初心の音なんてことを書いたけど、ほんとの初心者のときには気がつかなかったことがある。3P式電源ケーブルのアース端子のこと。真ん中の足というかなんというか。これが複数の機器でつながってしまうと、相当な悪さをするあなどれないヤツなのである。複数…

高額な機器を買ってただつないだだけでは、いい音は出ない。そんな記述を目にすることがある。本当にそうなのだろうか?我が家の場合でいえば、固くて太い電源ケーブルを純正ケーブルに戻し、ボードやインシュレーター等でセッティングすることをやめ、室内…

「ご主人は絶対音感があるんですか?」ピアノのメンテナンスに来てくれた調律師が妻に訊いたそうだ。これだけのオーディオ・システムを持っているんだからそうとう耳がいい人なのだろうと。「どちらかというと、ぜったい音痴ですね」妻が答えたという噂もあ…

「ステレオサウンド」の最新号(174号)を本屋で見て、愕然としてしまった。なんだか、同社の「サウンド&ライフ」みたいになっている。オーディオ雑誌の世界もさびしいが、もっとさびしいのはネット関係。あの「デジャブ騒動」以来、多くの人々がmixiに発言…

こいつは春から縁起がいい、と喜ぶべきなのか。今までの音はなんだったの? と嘆くべきなのか。しかし、究極の「なんにもしない」セッティングなのになあ。ポン置きの極地というか、アースは取ってないし、ケーブルだって付属品かBELDENだし、パワーアンプの…